ホエイペプチドのススメ
ワークアウトドリンク。数年前は分岐鎖アミノ酸BCAA、今は必須アミノ酸EAAが定番ですね。ちょっと待ってください!ホエイペプチドはいかがですか?私が減量末期に効果を感じワークアウトドリンクに入れている「ゴールドジム(GOLD’S GYM) ホエイペプチドアミノコンプレックス ヨーグルト風味 500g」を紹介します!
ホエイペプチドとは?
筋肉の材料はたんぱく質!広く知られていますね。筋肉のみならず健康のためにもとても大切な3大栄養素の1つ。たんぱく質を摂取すると人の体はそのままでは吸収出来ず、
たんぱく質→ペプチド→アミノ酸
の順で分解され小腸から血管に入り込み全身に運ばれます。たんぱく質の次の段階に分解されたものがペプチドとなります。
ペプチドのメリット
素早い吸収 ジペプチド・トリペプチド
ペプチドにはアミノ酸の結合個数によって分類があります。
アミノ酸2個 ジペプチド
アミノ酸3個 トリペプチド
アミノ酸10個まで オリゴペプチド
アミノ酸50個まで ポリペプチド
アミノ酸50個以上 たんぱく質
低分子化されたジペプチド(アミノ酸2個)、トリペプチド(アミノ酸3個)は消化の必要がなく、そのまま小腸から吸収されます。アミノ酸に近い吸収速度で速やかに体内へ取り込まれる、それがワークアウト中にペプチドを摂取するメリットの一つですね。
必須アミノ酸以外のアミノ酸も摂取出来る
EAAは9種類のアミノ酸のみ(商品によってはトリプトファンが除去された8種類)ですが、ペプチドはその他の多くのアミノ酸も摂取出来ます。EAAを合成して他のアミノ酸を作ることが出来ますが、量を作るには大量のEAAが必要になってしまいます。その点ペプチドはその他のアミノ酸も合成することなく、かつ多く含まれているのは大きなメリットとなります。
ゴールドジム アミノコンプレックス
成分
製品100gあたり
エネルギー | 376kcal |
たんぱく質 | 71.9g |
脂質 | 1.3g |
炭水化物 | 19.2g |
食塩相当量 | 1.6g |
ビタミンB1 | 3.8mg |
ビタミンB2 | 4.8mg |
ビタミンB6 | 5.7mg |
ビタミンB12 | 16.0μg |
ナイアシン | 39.3μg |
パントテン酸 | 19.0mg |
アミノ酸分析値(100gあたり)
アルギニン | 2300mg |
リジン | 8050mg |
ヒスチジン | 1800mg |
フェニルアラニン | 2690mg |
チロシン | 2760mg |
ロイシン | 9170mg |
イソロイシン | 4300mg |
メチオニン | 1420mg |
バリン | 4100mg |
アラニン | 3870mg |
グリシンプロリン | 1510mg |
グルタミン酸 | 14500mg |
セリン | 3720mg |
スレオニン | 4040mg |
アスパラギン酸 | 9060mg |
トリプトファン | 1500mg |
シスチン | 2030mg |
主原料の60%がジペプチド・トリペプチド
主成分のホエイペプチドは独自の技術により平均分子量を424Daまで分解。ジペプチド、トリペプチドが全体の60%を占める極めて分解度の高いペプチドを使用しています。
引用:https://www.ggmania.jp/products/detail/11
ジペプチド、トリペプチドは分解することなく小腸から吸収出来るので、ワークアウト中に素早く吸収される事が期待出来ますね。
ビタミンB群配合
たんぱく質、脂質、炭水化物を代謝するためには補酵素が必要です。その役割を担うのがビタミンB群となりますが、アミノコンプレックスにはそれらが含まれています。
溶かしてみた
200mlの水に20g溶かしてみました。実際のワークアウトドリンクはもっと大量の水(私は1.3リットル)に溶かすことが多いでしょうから、見た目はもっと薄くなります。
泡立ちはすぐに収まり、溶けやすく飲みやすいです。
実飲
良かった点
減量末期での疲労感軽減
食事量が減り栄養枯渇、ワークアウト頻度が高く、人によっては有酸素運動も取り入れ、空腹で睡眠の質が落ちて疲労が溜まるであろう減量末期。そんな時でもワークアウト中、特に後半に粘りがある感覚。素早い栄養の吸収と、それに伴い内臓の負担が軽いのもあるのかもしれません。
良好なパンプ感
減量、特に末期は糖質量もかなり減るのでパンプ感が弱くなります。アミノコンプレックスを飲んでると、栄養をしっかり摂取している増量期程ではないですがパンプ感が得られます。アミノ酸分析値を見るとアルギニンが含まれている効果と、吸収が速く内臓の負担が軽く筋肉に血液が流れやすいのもあるかもしれません。パンプって気持ちいいしヘロヘロな減量末期でもワークアウトが楽しくなりますw
減量期のカタボリック軽減
これが私はアミノコンプレックスを選ぶ最大の理由。減量末期はどうしても栄養が枯渇して筋肉の分解が進み筋量が減ってしまうものです。大会には数々出場し減量も繰り返してきたけど、最後にはずいぶんと筋量が減り、スクワットやベンチプレスで扱える重量も落ちてしまいました。
減量中の筋量減少や扱える重量が落ちる事はある程度仕方ないですが、アミノコンプレックスを飲んでいるとそれらが軽減出来ている感覚がありました。
減量が上手くなった説もありますがw、私の体感としてはEAAより効果を感じてます。
イマイチな点
美味しくない
ヨーグルト風味とありますが、うすいうすいヨーグルトといった感じで、あまり美味しくはありません。ただワークアウト中にはそのうすさがサッパリしてて良いと思う人もいるかもしれません。私は美味しくありませんw
その解決策になるかわかりませんが、アミノコンプレックスには電解質が含まれていません。以前の記事の電解質パウダーと混ぜると、とても美味しくなりおススメです。
またワークアウトドリンクの定番として糖質も入れるのも良いですね。ゴールドジムのトレーナーさんにも聞きましたが、アミノコンプレックスとグリコのCCD等と混ぜるのが良いと仰っていました。私は大好きな粉ポカリも推しますw
コスパが…涙
2022年10月31日時点でAmazon価格6,264円。昔あった定期便は無くなってしまいました。私はゴールドジム会員10%割引5,637円で買ってます。
500gで一食20gとすると
500g÷20g=25回分
5637円÷25回=225.48円/1食
1食約226円!
庶民の私には常飲は厳しいので大会直前の1か月のみにしてます。もう少しお財布に優しい価格になると嬉しいですね。
まとめ:とても良い製品でおススメ
実際に飲んでみると疲労軽減、ワークアウトでの粘り、パンプ感、カタボリック抑制等の体感はとても良く、ワークアウトドリンクとしてとても優秀です。少々高価なのがネックですが買う価値は大いにあります。やや高価なサプリメントなので大会直前の1ヵ月など、ここぞという時に期間を限定して飲むのも良いと思いますよ!